NIKKEI STEAM

NIKKEI STEAM SYMPOSIUM 2024.07.30

女性研究者座談会

会場

Aホール

時間

12:45~13:45

文理を問わず「好き」を仕事にした
女性研究者の皆さんへライブで自由に
質問出来る座談会です。
研究者になるきっかけは?どんな壁があった?
研究と家庭は両立できる?普段聞けない質問もぶつけてみましょう。

登壇者紹介

  • 大谷 智子 氏
    大阪芸術大学
    • 大阪芸術大学
    • 芸術学部 アートサイエンス学科
      准教授
    • 大谷 智子

    聖心女子大学大学院にて博士(心理学)取得。東京大学大学院、東北大学、東京藝術大学、明治大学を経て、2023年度から現職。私たちが知覚する世界と物理的な世界の違いに興味を持ち研究者の道へ。知覚世界と物理世界の違いを使いこなしている人間の魅力を、より多くの人に気づいてほしいと思っている。

  • 早見 直美 氏
    大阪公立大学
    • 大阪公立大学
    • 大学院 生活科学研究科
      准教授
    • 早見 直美

    2010年University of Sydney, Faculty of Education and Social Work, MPhil(Ed)修了。博士(学術)。管理栄養士。2010年大阪市立大学大学院生活科学研究科特任助教、助教、講師を経て、2024年より現職。留学中に思春期のダイエットと自己肯定感の関連を知り、包括的な手法で食行動を変えられることに心が動かされました。人々の健康と自己実現に寄与できる新たな栄養教育法の構築に向け挑戦し続けています。

  • 太田 暁美 氏
    大阪電気通信大学
    • 大阪電気通信大学
    • 医療健康科学部
      健康スポーツ科学科 教授
    • 太田 暁美

    国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部研究員、早稲田大学スポーツ科学部客員研究助手を経て大阪電気通信大学へ。歳を重ねて身体に不具合が現れてきても、多くの人々が効果的に運動を楽しめるよう様々な方法を見つけていきたいと考えています。

  • 小尻 智子 氏
    関西大学
    • 関西大学
    • システム理工学部
      教授
    • 小尻 智子

    「人工知能を作りたい!」という思いで、研究者の道を志すことにしました。当初は教師の頭脳を持つシステム作りを目指していたのですが、現在は人の成長を助ける学習・教育支援システムを開発しています。人の思考について考えることが好きで、深い思考ができる人間を生み出す研究に夢を感じています。

  • 清水 陽子 氏
    関西学院大学
    • 関西学院大学
    • 建築学部
      教授
    • 清水 陽子

    民間企業(住宅メーカー、文具メーカー)を経て奈良女子大学大学院人間文化研究修了。博士(学術)、一級建築士。企業では敷地単位で新しくつくり出すことをしてきましたが、その後時間が経過した状況に興味を持ち大学院へ進学しました。現在は都市計画を専門として、ひとつの建物ではなく、それらが連続することの意義や集合体である都市をどのように豊かにできるかということをテーマにしています。

  • 福田 エレン 秀美 氏
    京都大学
    • 京都大学
    • 大学院
      情報学研究科 准教授
    • 福田 エレン 秀美

    幼い頃から数学とパソコンが好きで、ブラジルのサンパウロ大学で博士(応用数学)を取得しました。その後、京都大学情報学研究科で働いています。新しい発見、仕事時間の柔軟性と国際的な交流に魅力を感じて研究者の道に入り、今後も楽しく研究を続けたいと思います。

  • 祇園 景子 氏
    神戸大学
    • 神戸大学
    • 大学院 医学研究科
      特命教授
    • 祇園 景子

    神戸生まれ神戸育ち。博士(生命工学)。細胞の「元気」が分かるので、細胞培養が得意。現在、神戸大学大学院医学研究科で思考法の演習を担当している。

  • 灘中 里美 氏
    神戸薬科大学
    • 神戸薬科大学
    • 薬学部
      生化学研究室 准教授
    • 灘中 里美

    神戸薬科大学大学院薬学研究科で博士号を取得後、民間企業の研究所、京都大学を経て、2007年より神戸薬科大学に講師として着任。2018年より現職。研究者ってカッコイイ!と漠然と思っており、配属した研究室が熱心に研究をやっていたので、そのまま大学院に進学しました。「生命」という摑みどころのない現象が、実体をもった「分子」によって担われることに不思議を感じています。現在は、糖鎖という分子に着目し、体が正常に働くための分子機構を調べています。

  • 松村 恵理子 氏
    同志社大学
    • 同志社大学
    • 理工学部
      機械システム工学科 教授
    • 松村 恵理子

    1999年同志社大学大学院工学研究科修了。博士(工学)。1999年トヨタ自動車株式会社入社、エンジンの先行開発に従事。2013年同志社大学理工学部准教授として着任、2018年同学部教授。高校2年の時にエンジンに魅了され、理転しエンジン女子となる。

  • 円谷 友英 氏
    兵庫県立大学
    • 兵庫県立大学
    • 社会情報科学部
      情報科学研究科 教授
    • 円谷 友英

    このままではきちんと勉強しないまま学校を終える気がしてその不安から大学院に進みました。理系学部の出身ですが、文系学部に就職して、いまは文理融合といわれる情報系の学部に所属しています。どの環境にいるときも、これいいかもという心の声には素直に、それをどう実現できるかに考えを巡らせています。

  • 新田 直子 氏
    武庫川女子大学
    • 武庫川女子大学
    • 社会情報学部
      社会情報学科 教授
    • 新田 直子

    2003年大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系専攻博士後期課程修了。博士(工学)。2004年より大阪大学大学院工学研究科特任研究員、助手、助教、講師、准教授を経て、2023年より武庫川女子大学社会情報学部教授。大学院進学時に映像解析の研究に興味を持ち研究者を目指しました。最近発展が著しい人工知能(AI)技術をマルチメディアデータ解析にいかに活用するか研究を続けていきたいです。

  • 川村 仁子 氏
    立命館大学
    • 立命館大学
    • 国際関係学部
      教授
    • 川村 仁子

    立命館大学大学院国際関係研究科にて博士学位(国際関係学)を取得後、龍谷大学アフラシア多文化社会研究センター博士研究員、東洋大学法学部助教、立命館大学国際関係学部准教授を経て現職。現在は先端科学技術の国境を越えたガバナンスについて研究しています。素朴な疑問に対する答えを探して書物を開くたびに、未知の世界への扉が開かれる喜びに魅了され、学者を志しました。

モデレーター

宮野 公樹 氏

日経STEAM アドバイザー

宮野 公樹

京都大学 学際融合教育研究推進センター
准教授
国際高等研究所客員研究員
一般社団法人STEAM Association 代表理事
2023年2月「世界が広がる学問図鑑」を監修